剣道具の豆知識

修理について

修理は本来購入いただいたお客様えのサービス(アフターフォロー)として簡単な修理は無償でしたものでした。また、修理は職人にとって勉強になります。流れの違う職人が作ったものをばらして見れるいい機会なのです。見習は修理から物作りを勉強します。

最近では剣道具の購入は安いお店からそして、修理は修理が出来るお店へとお客の意識が変わるに連れて修理代金がビジネスとして発生するようになり、したがって安く購入したものは使い捨て現象が現れて修理だけを専門に海外で行う業者が出現しました。

修理は職人の腕の見せ所なのです。お客様は修理の出来映えを見てその職人の腕を見定め、剣道具を注文する。最初からどの様な物を作るかわからない人に高価な剣道具の注文など出来ないのが心情です。

ここに紹介する修理は修理の手順を載せています。穴が空いている所に革を当てて縫えば修理です。しかし、いかに修理箇所を目立たないように仕上げるか、ここが職人のセンスと技術の問われるところです。

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